散歩道<5876>

                                     波聞風問・
未来の消費(2)

 
小島さんは、食品を扱うのには、常温、冷蔵、冷凍の3温度帯の売り場、倉庫、配送の設備がいると指摘する。ネット通販でも事情は同じ。その上で「米食品スーパーの宅配は倉庫からではなく、大半が店だしだ。米アマゾンが」スーパ-を買収した狙いはそこにある」と読み解く。
 つまり、リアルの店舗があれば、全米に数か所の倉庫がなくても、ネットで受けた注文を顧客に近い店の在庫から届けることができる。
 実際、アマゾンは2007年以降、米国、英国で「アマゾン・フレッシュ」という倉庫を拠点とした生鮮品の宅配を始めている。4月からは、日本でも首都圏の1部に、川崎市にある倉庫から生鮮を含む食品を宅配している。

'17.7.11.朝日新聞     <検>世相、 <検>企業