散歩道<5806> 615から移動
経済気象台(5)・言葉・未来力 ・・・・発想を変える
衆議院議員選挙は郵政問題を中心に今まで以上に関心を集めている。
もう1つの特徴は女性候補者が多いことだ、各党とも女性層をどう取り込むかが選挙の情勢を大きく左右すると考えているからだ。
日本の将来に女性の力を期待しているのは経済界も同じ。大手メーカーの女性リーダーが登場し、メディアを騒がしている。消費における女性パワーや生活に根ざした女性の発想が企業経営や商品開発に影響を与えている。あわせてそれは、男女いずれが多く見られることなのかについてもたずねた。
「未来には人間のどんな発想や行動が必要だと思うか」民間の研究所が尋ねた。
その結果。支持を集めた行動は、「組織よりも個人の力を信じる」「結果を追い求めるより、過程を楽しむ」経済に活気ある国より、生活者がそこそこ幸せになれる国のほうがいい」「社会の為には、競争するより、分け合うことをもっと考えるべきだ」「時代を変えるのは、プロよりも、生活者などの素人の力である」「くわしさよりも、分かりやすさを求める」であった。 興味深いのは支持されるた多くの発想が、男性よりも女性に多く見られるといういう意見が多かったことである。
組織よりも個人。結果よりも、過程。経済よりも、幸せ。競争よりも、分配。プロよりも素人。くわしさよりも、わかりやすさ。という選択は、日本人が不況などの過去の反省から学んだ結果であろう。
男性中心の発想が軸になって日本のさまざまな形は作られてきた。しかし、不況のなかで、日本人は多くの分野で価値転換を余儀なくされた。
それは、企業や行政主体の「送る」発想から、生活者主体の「求める」発想への転換である。景気が上向いてきたからといって20世紀型の発想や行動を繰り返すのではなく。新しい発想の流れが求められる。2005年9月12日 '05.9.1.朝日新聞・経済気象台
関連記事:散歩道<263>言葉・人間力、仕事力、文化力、不安力、東京力、政治力、
関連記事:散歩道<239>プロ・アマとにかく感激
備考:日常的に考えている、常識、普通、共通、習慣、男子社会等も、このままでいいのかと見直すことも必要では!