散歩道<574>                                        
                            散歩道・7550(通算)記念・面白い話・大集合(126)

766.方言の使い方は実に旨かった:土着の良さ
 '15.9~'16.4まで放送された、NHK朝の連続放送劇「あさが来た」の方言の使い方は実に旨かった。使い方の旨さが、土着の良さ、地方と時代を感じさせ、物語に厚さを増すことに役だっていたように思う。私が経験した言葉の中で、関東の「バカ」と、関西の「あほう」は本来同じと思うのだが、使い方のタイミングとニューアンス違いを、結構意識したものである。<検><5481>

767.100年前の欧州・米視察で見たものは:当時すでに貧富の差
 <566>-725、大阪の財界人広瀬宰平氏(1828-1914)が100年前の欧州・アメリカ視察で見たものは、産業革命後の社会において、当時すでに貧富の差が出ていたことである。資本主義の宿命としてそれはどうしても、避けて通ることが出来ないものなのか、悩むのである。奇しくも2016年6.23.の「EU残留か、EU離脱か」の今年行われた大英帝国の国民投票の結果、離脱派が勝利した、その背景に移民の問題もあるが、国民全体に感じられる格差の問題がその背景にあることも大きな要素であったといわれている。<検><5553>
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768.俳句は、どの国でも、短かいものなら書ける、読める、覚えられるから、世界遺産に
 俳句はいずれ、どの国でも、短かいものなら書ける、読める、覚えられるから、世界遺産にすることを契機に互いに話し合い、世界の人々が仲良く、平和を築く礎にしたいと(俳句協会会著)は考えられているようです。

<検><5549>

769.「敷居をまたぐ」という言葉
 京都の古民家で使われる、「敷居をまたぐ」という言葉、「敷居をふむ」とは言わない、踏み、上に体重をかけると、ピシット固められた、扉の形が崩れて、扉が開きにくくなるからだそうです。<検>
<5558>

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.けりがつく: けりがつく和歌の末尾を統計にとると
 「終わりよければすべてよし」とは限らないにしても、終わりがよくなければ万事、画竜点睛をことは確か。というわけで、和歌や俳句の世界でも、昔からとりわけ歌や句の末尾に意を尽した。その中で、助動詞「けり」で終わるものが多かったため、昔の人は、歌が一首完成することを「けりがつく」と言った。たとえば、『百人一首』では、「けり」で終わる歌が九首、同類の「ける」「けれ」を含めると16首になり、断然トップ。もっとも、「かな」は単独で12首あるが、「かながつく」では、仮名がつくと紛らわしいためか、さっぱりけりのつく感じがしない。もめごとのけりも、歌を一首ひねるぐらいの優雅な気持ちでつけたいものだ。