散歩道<5626a>
(5626-5630)
散歩道<5630>メアリー・カサット展(1)
ウイークデでもあるが女性客で一杯である。メアリーが画いた絵は新興ブルジアの成人女性が劇場へ行く様子や家族、母親と子供の様子など華やかにして裕福な家庭の描写であり、今迄画かれた事の無い画材である。男社会が中心の中で描かれている女性は画家としても自立した当時の先端を走る知性あふれる人である、宗教色は殆ど描いていないが、ルネサンスの聖母子普遍性が見事に描かれ、構造がピラミッドとして旨くとらえられている。バスや鉄道に乗る近代都市の実感、ずつしりと重い、子供とそれを支える母親の力強い手、量的表現等、明るく愛情あふれる絵が多い。'16.11. 京都国立近代美術館、<検>美術展、<検>女性
散歩道<5629>紅葉シーズンの京都・人の流れは
紅葉のシーズンの京都の話題は外国人観光客が非常に多いのである。2か所の状況について伝えます。1、四条通りが歩行道が広げ
れた結果、左右一車線になって車の渋滞は予想以上である、11/25.(金)1時頃、五条通りから、四条高島屋の駐車場を利用する車は入館するのに出る車待ちで随分長い順番待ちの車が長い列を作って待っている。 2、JR桂川駅前のイオンの11/23(休日)の人の混み具合は1階の様子は大変で新しく出来た商店街が賑わいを維持し続けているという様に私には映る、私の京都一般市民の集客というのは結構難しい地域性があるのではないかと考えていたこともあり、この人の流れは見事であるし、嬉しくも叉楽しい新しい街の出現である。 少し心配なのは、どのデパートもスーパーもそうそうだが、2階以上の客で買物袋を持っている人が少ないのが気にかかる。この傾向はその後益々全国のデパートで顕著に出ているというから心配である。<検>商売、<検>世相,<検>世の流れ・景気の話
散歩道<5628>突然もらった定年退職の手紙
年末の11月頃になると例年ながら年内の慶弔記事による賀状を今年は書かなかった連絡や、最近は少なくはなったが、会社定年の報告を、この度貰って驚いた。彼は入社2年目で、32年前に青森で別れたその時の若いイメージがまだ残っているが、私も会社を辞めて16年の月日を改めて再確認し、ショックであった。ここで彼に書き送った手紙の内容については何番か後の散歩道で紹介するつもりだ。スきー、八甲田山、リンゴ、ねぶた、弘前、地震を思い出す。<検>高齢者、
散歩道<5627>講演・「恐ろしい薬物依存について」 薬物依存からの回復
薬物中毒のダルク施設長の話を聞く、その原因になる薬物の種類は実に様々で、薬物の入手方法が話題になったり、最近は中・高生にもこの問題が発生、耳にする機会も増えてきているように思う。一旦薬物に手を染めると中々そこから抜け出すことは難しいようである。本人の性格という面から考えると、自分中心で、自己本位であったり、人と話す機会が無い場合も多く、対人関係で対処が出来ない幼稚な所がある。依存症になると、叉使いたくなる衝動に駆られる、同じような悩みを抱えた仲間と一緒に過ごす施設で励まし合うことによって長かったこの苦しみから抜け出せる気持ちに今なっている人がいるという事である。社会のサポートは絶対欠かせない。
'16.11.18. 京都ダルク施設長・出原和宏氏
散歩道<5626>講演会・セルビア・アバンギャルド詩と「日本の古歌」
この講演会は、私には難しいので自分流に解釈して説明しようと思う。第一時世界大戦で余りに多くの人が亡くなった、破壊(反権威、反体制、反伝統、反ヨーロッパ)から創造を目指した前衛芸術運動が起こった。 それはセルビア(12世紀以降、この旧ユーゴスラビアは異なる思想、宗教、政治力がせめぎ合い、土地/分断の統治の運命であった)の歴史とも重なる。そこでは、異郷への憧憬、異質なものとの結合、人々は不安と政変を言葉に感情と思考を表現することだ。それを日本の「古歌」の伝統詩・俳諧にそれを求めた。桜の花の無常の表象、梅の花の移ろいやすさ、無常の象徴、老子の「無」の理解や「道」という哲学の憧れ、自然と人との調和、陰と陽、仏教的な静けさ、穏やかさの理想、それぞれの民族の多様性が交じり合う豊かな海のイメージ中に自分自身を溶け込ませたのである。 <検>講演会<検>外国講演会・ベオグラード大学教授・山崎桂代子氏