散歩道<540>
散歩道4700回・記念・面白い話・大集合(92)
584、クラシックは世界と対峙(たいじ)し、尊敬されるための『教養』になる
「日本人は、自分たちの間尺に合わせつつ『娯楽』として西洋音楽を受け入れてきた。その筆頭が浅草オペラ。しかし戦後、クラシックは世界と対峙(たいじ)し、尊敬されるための『教養』になる。そのために音楽評論家が必要とされた」散歩道<4645>
585、清水寺本堂は8世紀の創建以来、計6回の火災に見舞われた
'12.1.20.朝日新聞に、京都清水寺の本堂土台の地層に、南北朝、室町、江戸初期に戦乱や大火により、清水寺自身も焼却した。その都度寺院は建て替えられたという。本堂は8世紀の創建以来、計6回の火災に見舞われたと見られそのうち3回の痕跡が地層が調査によって明らかになったと報告されている。とに角、京都は歴史的な権力闘争による火災の被害が多発したことは事実である。このことが国風文化を作ることになったのではないかという予想はこの散歩道<2637>でも述べたとおりである。
586,「象はどのように食べる?」答えは「一口ずつ」
私(アンジェリーク・キジョー)の好きなアフリカの格言があります。「象はどのように食べる?」答えは「一口ずつ」散歩道<4677>、散歩道<85>-2,アフリカの格言・高齢者と図書館、
587、芸術は作るものではなく、植物が生まれるようにその土地から生まれるものだ。
世界各地を放浪した結果、芸術は作るものではなく、植物が生まれるようにその土地から生まれるものだと痛感しました。美は暮らしの中に累積しているのです。たとえば、日本の食卓には季節と彩りを考えた漬物が整然と並びます。食事の中にも日本の美意識が存在するのです。日本画には、西洋画と違うリアリズムがあるのです。日本画は極めて理性的な絵なのだと気付きました。散歩道<4535>
588.日露戦争の最大の謎は
日露戦争の最大の謎は、日本軍と比較して何倍もの多数の軍人を持ちながら、クロパトキンが守っていた遼東半島から退却したことである。それは、コロパトキンが大山巌、児玉源太郎の戦略(小人数で大人数の敵(ロシア)を包囲すると見せかけた戦略:その戦略を実行するには後に大人数の軍隊がいると想像させたからである)に負けたことによる.散歩道<4685>
589,毛色の良いものを選べ「物色する」
流行の波が激しいファッション界にあって、常に女性の間で変わらぬ人気を保っているのが毛皮。なかでもミンクは、”着る宝石”ともいわれ、女性の憧れのようだが、、毛皮の生命は毛色、慎重に「物色する」女性の目は、あたかも獲物をねらう猟師のように異様にかがやいている。それも道理で、中国儒教経典の一つ「礼記」(れいき)の「日令編」にも「物色するとは、いけにえの動物の毛色の良い物を選ぶこと」とある。この「物色」という言葉、”容貌によって人を探す”という意味もあり、近代女性は、生涯の伴侶を選ぶのに、毛並みのよさと共に容貌も条件の一つとか。せいぜい、よい男性を「物色する」ことだ。樋口清之氏