散歩道<5387>                                     557から移動

                            紙上特別講義・若者と性(3)                        以下の記述は読者からの投函による
                      お金では買えない支えあえる関係を考えつかんで              

(3)前ページ、散歩道<5386>の現状報告(2つ)に対して3つの投書がある。
(1)、若者の手にはいらないもの何もない。若者が求めているものは手に入らない人との関係性である。精神的に満たされることを求めている。人との関係性の計り方がわからず、このような関係より早く性的な欲求のみを学習してしまう。性生活や、性感染症の知識もないまま行動してしまう。もっと大人は若い人にかかわっていくべきと思う。人間性の回復こそ今一番大切なことだ。
(2)、人間が行動する場合そのモデルとなるものが必要である、今の高度情報化時代はマスコミに依存するようになった。マスコミからフイクションやノンフイクションに限らず多くの情報が提示され、「自分もやってみたい」という欲求の喚起があり、「同じようなことを人もやっている」という安心感や、罪悪感の軽減につながったりする。若者の欲求とつながりやすい社会的モデルの氾濫が問題である。
(3)
、特に、少女漫画は、性行為が過激に描かれているにもかかわらず、野放しにされ、スーパーなどでも封もされず販売されている。内容は「早く経験しなくちゃ、はずかし」といわせ、女子の性経験が多いのは、この破廉恥の少女漫画が原因である。このようなマンガは子供の頭に鮮烈に刷り込まれ、現実の性行為の抵抗感をなくしてしまう。今後少女漫画の取り締まりを強化していくべきです。行政、医学、教育、マスコミが一体となり、父母と生徒の真摯な話し合いを早急にはじめるべきです。

'05.7.4.朝日新聞、京都大大学院助教授 木原雅子様

木原助教授の指摘は(上記3つの投書から)、1、人間関係の回復が必要なこと。2、メディアの影響について(大量の情報を消化することが出来ず、何が現実か区別できなくなってきている)。3、少女マンガは表紙には可愛い絵が描いてあるのに、内容は露骨な性描写も含んでいる

記者からの報告に、モラルの低下を責めるよりも子供たちを取り環境や価値観をどう改善すべきかの意見が多かった。又、性行動を変えた原因に、家族関係の希薄化、孤独感、性教育の不足、自尊感情の欠如などが挙げられている。