散歩道<5291a>
(5291-5295)
散歩道<5295>講演会・森有礼が見た19世紀半ばのロシア帝国・・・虚像と実像 .極東連邦大学助教マリナ・コヴァルチュク 解説・日文研・佐野真由子准教授
幕末、薩摩藩が密航させた留学生のひとりとしてロンドンに滞在していた森は・・・明治政府の外交官、文部大臣・・・は1866年8月、夏休みを利用して、幕府から派遣されていた松村留学生と気が合い、ロシア帝国のサント・ペテルスブルグを
訪れました。その際「航魯紀行」を残しています。そこには森のロシア内政、外交、また彼がとらえた社会の特徴を詳細に記しました。 当時のロンドン及び西欧諸国は産業革命の影響で町全体が鉄道の敷設や新しい建物を建築したりで至る所にが掘り起こされ工事中という感じで、ごった返しておりきれいという感じは殆どなかったようだ。それに比し、一方ロシア皇帝の建物は素晴らしく出来上がっており、芸術文化が華やかで、宮廷文化がまぶしく写り、社会全体は安定しているように思えた。
彼は明治政府は、ドイツ教育思想取り入れた学制整備を行った
現在でも日本とソ連は世界で一番近い国であるのに、一般のロシア人は大変遠い国のように考えているようだ。まだちょん髷をつけていたり、刀を差していたりしているように考えている人もいる。一方、日本から見たロシアも西欧に位置し、宮廷音楽や古典文学、クラシック・バレーの国といったイメージがある。お互いに情報交換量の少なさが、現在の日ロ関係を低調なものとしていることは反省が必要だと思う。 '14.4.8<検>美術展解説、<検>女性、<検>教養、<検>文化、<検>外国
散歩道<5294>・美術展・野見山暁冶展
14.4.6「はじめまして百貨店野見山暁冶です。」作品展が京都高島屋店にてあった。 野見山さんが百貨店で展示会を開かれることは初めてだそうだ。彼は「僕の絵はデパートでは売れませんよ」と断り続けてきたらしい。正直な話、タイトルと絵が難しくて理解しずらかった。
私は先日「NHK日曜美術館」で野見山さんの制作現場や画家としてのお話を聞くことが出来たのは楽しかった。野見山さんは現在93歳だそうである。この「散歩道」を書くようになってからも我々に色々と生き方等についてアドバイスして頂ける知識人が多く亡くなられたのは本当に残念である。
画家に関して経済的な自立を市民が支える社会でなければ、本物の文化は生まれない。絵を買えるデパートは、画家を鍛え、文化を支える場でもあると伝えたいようである。
<検>教養、<検>文化、<検>野見山暁冶1460. 2168.
散歩道<5293>・美術展・ 中原淳一展
14.4.6.作品展が来週までということもあり、親子3代という女性観客で一杯である。高齢者にとっては戦前から戦後・昭和後期まで、また中高年の女性には日本の高度成長期に淳一さんが女性の雑誌の表紙を飾ってきたのである。ファッションから、髪形、傘、鞄、靴下、ハンカチ等、あらゆる部門で当時の流行を作っていたことがわかる。それら作品が何十年にわたって世に発表され続けた殆ど全部の表紙が、会場一杯に飾られている。
戦中には軍から女性誌の発刊はやめるよう強い指示を受け発刊することが出来なかったこともあったが、戦後間もないころフランスに渡航し最新のヨーロッパの流行を日本に紹介して絶大な女性からの支持を受け続け女性のファッションをリードし続けた。
彼が追及してやまなかったのは、仕事が出来、一本立ちする知性と教養ある女性であった。彼の人柄は2人の娘さんの話によると、アイデアが次から次へと出て来る為それを自分の手で作ることが自分の使命と考え続けたようで、睡眠時間が2~3時間等日が何年も続いた事が命を縮めた原因であると思うと言ってテレビ解説で、早すぎる死を残念がっておられた。京都高島屋店にて<検>美術展解説、<検>教養、<検>文化、<検>世相、
散歩道5292世相327・日展審査委員長が選んだ作品は自分の 作品
日展では入選や特選を選ぶ審査は会員が担ってきたが、「書」の部門を中心とした会派による入選数の割り振りや、各会派での審査員による事前指導などが指摘されていた。
内閣総理大臣賞や、文部科学大臣賞などについては、毎年受賞者を決めていた、こうすることで会の存在価値を高め、叉多くの参加者が増え続ける事を願ったものであるが、賞に該当する人の所在が不明であったり、架空の人物であることが市民の投書により明白になった。
調査した結果、審査委員会が選んだ作品は実は審査委員長の作品であることが明白になり、この事実を社会に公表し謝罪すると共に、会も「改組新日展」と名を改め、審査員に関しても、事前に各会派での指導や下見をしない、金品を受け取らない、違反した場合には解任し以後選任しない、といった規定を設ける予定だそうです。 この話が新聞に報道された時には、本当にそんな事をやっているのかと信じられなかったし、歴史あるこの会が存続していく事が出来るのか、叉、存続の価値があるのかと疑問に思った。<検>面白い文章、<検>教養、<検>文化、<検>世相、
散歩道<5291・世相326・憲法9条にノーベル平和賞を
2014.4.2.朝日新聞・夕刊に・「憲法9条にノーベル平和賞を」の記事が載っている。
この発案は神奈川県座間市の主婦鷹巣さんで、2012年の平和賞は欧州連合EUが受賞した。「欧州の平和と和解、民主主義と人権の向上に貢献した」とされた。ノーベル平和賞は、理想に向かって頑張っている人たちを応援する意味もあると考えた。日本も9条の理想を実現できているとは言えないが、9条は受賞する価値がある」と考えた。
5月に署名サイトを立ち上げると、多くの署名が集まった。国会議員や、大学教授、平和研究所所長、過去の受賞者らが推薦できるが、受賞者は人物か団体のみ。憲法は受賞できない。考えた末、鷹巣さんは受賞者を「日本国民」にした。「9条を保持し、70年近く戦争をしなかった日本国民の受賞に意味がある。みんな候補として平和を考えるきっかけになれば」 協力者が次々現れ、8月には「「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会が発足。実行委員は今年2月までに大学教授や平和研究所長ら43人の推薦人を集めた。推薦状に2万4887人の署名も添えてノーベル委員会に送ったそうである。
発案者・平和を求める市民の本音の気持ちが表現された素晴らしく、真面目な取り組みであると感じた。今後の経過を関心を持って見守っていきたいと思う。<検>面白い話大集合、<検>戦争、<検>文化<検>世相、<検>言葉