散歩道,<4824>            

                             再生・日本政治
                            
 国際援助進む方向議論を(2)                            (1)〜(3)続く

「持ちつ持たれつ」

・・・どんな視点をもつべきですか。
  
「東日本大震災を機に『持ちつ持たれつ』だということが解った。これまで日本の一方通行の支援だったが、日本も支援を必要とする国だという意識が途上国に芽生え、今度は自分たちが助けようという動きにつながった。外交体制を作っていくときには、何をとって何を渡すかという相互補完的な視点が必要だ」

中国と協力できる


・・・日本を取り巻く環境は変わりました。
  「例えば中国、大きくなって安定してきたので、今後は途上国支援で協力できる。3年ほど前に李克強
(リーコーチアン)・元副首相に会った際、李氏はアフリカ支援を念頭に『国際援助について日本と情報交換するのはいいことだ』と話していた」自国益、世界各国の国益、地域の利益を客観的に判断し、何を譲り、どう協調し、どこは反対するという戦略的思考を持たないといけない。政治家や官僚の責任は大きい。メディアを含めて日本がどっちへ向いていくべきなのかという論議が少なすぎる」

'12.3.5.朝日新聞・JICA理事長・緒方 貞子さん


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