散歩道<4720>
インタビユー・オピニオン・新しい民主主義(8) (1)〜(8)続く
何十万人もの[自分たち」で動き、決める時が来た。
危機の中から始まる「革命」
・・・そういえば、あなたはフランスで「新しいマルクス」と呼ばれているそうですね。
どうかお願いですからそんな言い方はやめて下さい。フランス人は言葉遊びが好きなのです。
・・・日本では「脱原発」を除いて、社会的な運動はなかなか盛り上がらないように見えます。まるで、日本はあなたが言う世界の流れの外にあるかのようですが。
ニューヨークの運動は、オバマ大統領を支持するものではありません。自立的な運動で、人々がアイデアを広げていく、まさにマルチチュードを代表するような運動です。マルチチュードはイランにも、チュニジアにも、イギリスにもあります。日本もこうした流れの中にあることは明らかです。
確信しているのは、大草原に火を放つような、そういう「火」が世界の各地に存在しているということです。ヨーロッパでは危機が存在し、そこからどうやって脱するか、だれもが思い悩んでいます。今こそこれが[起こりうる」と思いますね。
今の日本の皆さんのように深刻な危機に身をもって直面している時こそ、何が本当の民主主義なのか実感できるはずです。そしてそこから、新しい民主主義のかたちが生まれるでしょう。
'12.1.4.朝日新聞・政治哲学者・アントニオ・ネグリさん
関連記事:散歩道<検>社説、<検>政治、<検>言葉、<検>外国、
![]()