散歩道<4705>
                           再考・エネルギー (2)                    (1)〜(3)続く      
                        
原発再稼動 短期的には必要 

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・・・
中長期では原発の位置づけは変わりますか。
  「それは可能。今の再生可能エネルギーは、水力を除けばコストのかかる不安定な電源。これをどうコスト的にも質的にも高めるか。色んな電源を考える必要がある。風力も、コストは水力に次ぐ安さになってきたが、低周波が出る問題をどうするか。そういうことを解決すれば、トータルで原発の比重はかなり減る可能性はある」
  「ただ、液化天然ガス(LNG)をどんどん輸入しよう、サハリンのガスを利用しようといっても、本当にロシアは信頼できるのか。日本は島国で孤立している。周りを見ると韓国も余剰電力がない。中国なんてまだまだ足りない。我々の電力は、自分で作っていかなければらない」
・・・再生可能エネルギーでは足りませんか。
  「住友化学でも必死になってやっていますよ。薄膜の太陽光発電ですけれど、他社製品と比較して試験をやっている。ようやく発電効率10%まで上がったが、実用化にはもっと高めなければ。そういった研究開発が加速するように政府も色んな施策をうてば、ずいぶん代わるんじゃないか」
  「理想を言えば、例えばサハラ砂漠に100平方`メートルの大型太陽光発電設備を置いて、そこから超伝道の電線で全部配電すれば相当なことができるという人もいる。ただ、非常にコストが高いし、どうやっ防備するんだというセキュリティーの問題も出てきてしまう。国の安全保障にかかわるから、なかなか電力は難しい面がある


'12.1.1. 朝日新聞 経団連会長・*1米倉弘昌さん

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