散歩道<4575>
オピニオン・変革期の日中 ・・・・・ 発想を変える
首相次々 最も戦略描けぬ国(1) (1)〜(4)続く
中国が外交姿勢を変えてきた。背景にあるのは、国際社会に存在感を強めた自信なのか、国内の政治事情なのか、どう読み解き、日本はどう対応するか。
・・・中国の外交戦略が変わったように見えます。中国はいま、何をしたいのでしょう。
「中国の外交には、三つの大きな目標があります。一つ目は安定かつ平和的な周辺環境を作ることです。これは20年前と変わっていません。例えば朝鮮半島問題。核問題が主テーマに見えますが、中国が最も関心があるのは安定です。国境を接する北朝鮮で大きな混乱が起きれば、中国東北部に数百万人の難民が寄せかねない。国内の安定にも影響するし、経済的な負担も図り知れない」
「南シナ海の領土問題もしかりです。もし中国が軍事力をもって解決しようとすれば、容易なことです。でもそれでは中国周辺の安定が保てない。なので話し合いで解決しようといっています」
・・・二つ目は?
「積極的に海外での国家利益を増やすことです。中国の海外投資は増えました。石油や金属などの資源、食料を輸入しなくてはいけません。中国が発展し、世界経済と融合した結果です。さらに海外への依存度は高まるでしょう」
'11.10.5.朝日新聞・復旦大学アメリカ研究センタ−教授・呉心伯さん
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