散歩道<4290>
インタビユー・オピニオン・3・11 新たな文明創れ(6) (1)〜(6)続く
「一内閣一仕事」 決着付けば退場
・・・ところで、細川さんが首相に就いた1993年から18年の間に、12人の首相が誕生しました。在任期間は細川さんが8ヶ月、平均では約1年半。短命政権が続いて、国益をそこねると言われています。
「私はそれについては、人様と考えが違うんです。昔から『長きを以(もつ)て尊しとせず』というのが信念でね。要は何をやるかが問題なのであって、長い短いかは結果でしかありません。財政や社会保障など、これだけ難しい課題が山積していると、1人ですべて片づけられるはずはありません。『一内閣一仕事』全力で決着を付けて退場する。その結果、回転が速くなってもやむをえない。そういう時代もあるでしょう。仕方がない。問題は、何もミッション(使命)を果たさないまま、ズルズルと政権を続けることですよ。外国から『日本の首相はころころ代わってやりにくい』と言われるかも知れませんが、やるべきことをやれば必ず評価されると思いますよ」
「細川政権の役割は自民党からの政権交代を果たし、政治改革関連法案を成立させること。さらにコメ市場の部分開放でした。やるべき仕事を終えたので、退場したわけです。
・・・いまの話が、菅首相への一番のメッセージになったようにおもいますが・・・。
「さあ、どうかな。自分が可愛いうちは切腹はできませんよ」
'11.4.13.朝日新聞・元首相 細川 護熙(もりひろ)さん
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