散歩道<425>

                            面白い話(50)・うのみ
バスト

かたえくぼ:試験ミス:春の季語に入れたい・・・・・・・・・・・・・新歳時記(鯨太)

                      結局自分のものとならない
「うのみ」

 夏になると毎年、岐阜県の長良川では鵜飼が行われ、連夜の見物客でにぎわう。川に浮かべた船に鵜匠
(うしょう)が乗り、数羽の鵜をナワで操りながら、カガリ火でおびき寄せたアユを鵜につかまえさせるというものだ。ご存知のように、これは古来伝わる漁法の一つである。つまり、首のまわりのナワのしめ具合で、鵜はのみこんだアユをのみおろすことなく、機をみて吐き出させることができるのである。よく、「うのみ」にする、などというが、ちょうど鵜飼の鵜が、アユを噛まずにのみ込むように、ものごとを十分理解しないでとり入れるという意味だ。うのみにしてわかったつもりでいても、トリ違いをしては恥をかくことになるから要注意。樋口清之様


                        男が好きな女性の"墓石”「バスト」

 [BWH]と言えば、いわずとしれた女性のチャーム・ポイント。BはBust(バスト)の略で胸囲のことだが、もとの意味をたどると、これがなんと"墓石”だというから、いささか興のさめる話だ。昔、墓石にはたいてい胸像を彫ったため、いつしか墓石が胸像の意味になり、ついには胸囲を表わすようになったのだそうだ。ついでにいえば、Wはwaistの略で、原義は成長、Hはhipの略で、動物学では基節の意だというから、なんとなく納得がいく。ただし、"She has him on the hip"といえば、「男を手玉にとる」ということになり、男の面目は丸つぶれだ。洋の東西を問わず、女性のお尻はつねに偉大ということか。
樋口清之様