散歩道<3997>
講演会・「依存症について考えよう」
今日の講演は、自分が依存症に実際に罹り、その苦労からどれほど苦労して逃れることができたという真実迫る話であった。最初は、シンナー、次は覚せい剤をやるようになって止められなくなり、施設で色々な指導を受け、そのお陰で、今このように立ち直ることができたのだという。
最初は大したことないと思って吸ったことがその後に自分の人生を狂わしてしまった。吸っている内にパニック症候群になり、絶えず人や、警察から追われる身であるという被害妄想に駆られ、感情をコントロールすることが不可能になり、凶器を持ち歩いたり、熱湯を持ったりしてその妄想から逃げようとしたことすら(後で人から教えられた)、あったという。最初吸った後、10分ぐらいは得(え)も言わぬ気持ちになるそうだが、その後は、4日間程、被害妄想に襲われることになる。そうして、薬がないと生きていけなくなる。飲まない(吸う)と、死んでしまうのではないかという気持ちになるらしい。
小・中学生では接触症候群(誰かと何かの関係で繋がっていたい)が多いそうだ。誰かとメールをやり取りしていないと、落ち着かない状態で何時間も、いらいらした状態で暮らしているという。メール等で付け合い薄い友だちを150人ぐらい作った子もいたそうだ。
一般の傾向として、小さい時に親から甘やかされて育てられた子供がこの様な依存症になりやすいそうだ。それは自分のわがままを親が拒否せず(怒ってくれることがない)通してしまったことから、何でも自分(子供)の思うようになると思う(確信を持つ)ようになる。そのような状況は、40〜50年後の今現在の自分を形成したのだという(過去を思い出して、反省されていた)。この性格を変えることは実に大変であるという。
依存することは決して悪いことではないが、病気の状態が悪いのである。(例えば、酒も百薬の長の内はいい、しかし、飲みすぎるとそうではなくなる)。その形(表現)はパチンコ、競馬、ギャンブル、魚釣り、恋、アルコール、最近はメール、サラキン、覚醒剤等で問題を起こす可能性として高いらしい。それ(もの)を得るために嘘をつきまくり、人からの信用は全く無くすのである。これらの問題を抱えた人(小学生から50歳ぐら迄の男女)が相談所に来られることが最近多いそうだ。
中には、見知らぬ人との交際に悩んでいる人、インターネットの如何わしいサイトに接触したため、業者から多額の料金請求に困ったりしてる等の相談を受けるそうだ。普通の子で、(ケータイを)1〜3時間以上使うらしい、中には子供で10時間以上もメール使いまくっている子供もいるという。
依存症は早いうちに家族が気付くことが大切だそうだ。(アルコールの場合、女性は1年、男性は10年ぐらいでかかるそうである)。
すべての依存症に必要な、解決方法は、家族や友だちとの会話だそうだ。とに角、朝や、夜の挨拶から習慣的(言葉をかける習慣をつけさすこと)に始めることが大切である。人とできるだけ広く接し、話す(会話する)機会を増やすこと、このことが一番大切なことであるという。
'10.11.16.中学校のPTA主催の講演会「依存症について考えよう」で聴講した話、
備考1:散歩道<2423>前回の講演(08.7.7.)の配布資料によると、「算数・数学の成績で」小・中生とも成績は携帯をもっていない人が一番いい。次は持っていても約束を守っている児童。その次は約束事の制限時間等を守っている児童、極端に悪いのは守っていない児童。
備考2:'10.10.20.朝日新聞、「ケータイ依存 不安のサイン」・中3女子4日間禁止してみたら・・・ 休日メール1日100件という記事が出ている。