散歩道<3974>   
              
                          講演会悩むということ(3)                     (1)〜(4)        自分流にまとめた                 

 人は、穏かで、はっきりした希望をもてる、厳(おごそか)な、よりよい生き方を望んでいるのだと思う。                
 中国では儒教文化がすたれ、儒教への信頼、日本では廃仏希釈の結果、仏教への信頼
(救い)の気持ちが希薄になっている。
 今の中国は、力と金だけが万能であり、腐敗している。このままでは、動乱の時代を作るだろう。中国の最大の敵は中国である、今は、国内に、目を向ける時期ではないかという、中国人留学生の発言や指摘もある。
 現在の日本社会は、カネと力が中心である。何のために生きるか、解っていないし、どこにも、解答がないのは不幸である。
 昔の人は、文字知っていなかったため、当時の人は何も残せなかったのだ。しかし、夢はもっていたし、淡々と生きていたのだと思う。
 文字を知らない人達は、大仏さんにPOWERを感じ、法事や、迷信であっても
(自分は賛成しないが)、ここで、自分たちの悩みを消化しようとしていたのではないか。これらの人のためにも自分は文章として残してみたい*7
と思う  
 日本で活躍中の在日2世の有名な作家達も、個人、時代、日本と韓国等の問題に、生きるということは悩むこと、解答のない問いを求め続けられているのは、自分自身と和解しようとされているのではないかと思われる。

'10.11.7.講演会・「悩むということ」・東京大学教授・*4姜尚中氏


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