散歩道<3875>
くらし考・豊かさとは何でしょう?(2) (1)〜(2)続く
社会とつながること 損得考えず 一歩踏み出してみて
・・・・・勇気のある人ばかりではありません。
人間は「関係」のなかでしか存在できません。だが、今の日本では不介入が美徳になっている。関係を敬遠し、格差によって社会が二つに分かれると、社会全体に助け合いの合意ができない。自分は非正規雇用じゃなくてよかったと傍観者を決め込んで、わが子が非正規になって初めてがく然とする。年金問題で騒いだのも自分のもらう分が減るから。損得だけ、お金との関係だけで考えていないでしょうか。
・・・・国も企業も教祖運い負けまいと躍起になり、一人ひとりを見ようtしなくなっていませんか。
以前滞在したドイツでは、労働者の権利ばかり主張したら競争に負けると言われていたけれど、実際は違った。小学校の先生が児童に「神様はわざと人間を不完全につくりました。そうでないと関係ができないから」と、助け合いの心を説いていました。
日本人も一歩踏み出して行動を起こしてほしい。同時代を生きる人間の義務です。一度力を合わせて社会を動かすと、自信がつき、生活も楽しくなります。豊かな生活を求めて競争に勝ったところで、不幸だけが増えては意味がありません。
今後は「社会人になるとはどういうことか」を発信していきたい。お金をかせぐばかりが社会人ではない。異なる意見を持つ人とつながり、関係を築くことが社会人の到達点です。
'10.9.26.NGO国際市民ネットワーク代表・暉峻 淑子さん