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近隣外交Gモチズキ所長
国民同士の深い和解をB         (1)〜(8)このテーマ近接外交続けます
                          
対韓「楽観」・危うい対中


そのような問題の中で何が必要か
 「日本の対中外交が古い友好パラダイムに戻ることはない。中国は新しい日本という現実に適応しなければならない。日本も又、中国現指導部が国益のために日本との安定した関係を求めていることを理解し、前向きの対応をすることで、中国がそうした対応をしやすくする状況を作るべきだ。双方向の努力が必要だ」。

具体的には
 「戦没者追悼平和記念塔のための国立施設を提案した。このような無宗教で国際的にも通用する施設建設に賛成だ。靖国神社との共存は可能だ。これだけでも非常に前向きな効果をもたらす」。「中国は愛国教育の中で誤った日本像を徐々に修正してはどうか。日本の経済援助による貢献や戦後日本の平和外交の実績も含め、もっと均衡の取れた日本像が中国社会に浸透するよう努めなければならない」。
米国のアジア外交にも
 「
中心軸の米国から二国間の軍事同盟網が車輪のスポーク状に広がる、というのが、冷戦の枠組みだ。重要なのは米国の二国間関係である、アジアの国同士が緊張すれば米国は利益を得る、という見方だ。これは古く視野が狭い。日中が協力し安定した関係を築くことが、北朝鮮問題から長期的なアジア安保にいたる米国の国益になる。新しい現象としてナショナリズムを危険だとは考えていない。潜在的な危険は中国の台頭による力関係の根本的な変化の過程で現れていることにある。歴史的に、新しい大国の台頭は不安定をもたらし、戦争を誘発してきた。ナショナリズムの興隆によって、不測の事態が起きないよう力関係の変化を管理することが難しくなる」。
北朝鮮「朝鮮半島で和解が生まれるか軍事危機が再発するかの岐路にたっている。ナシヨナリズムのぶつかり合いは、この危うい地政学状況に対する取り組みをも困難にするだろう」。「日本が中韓両国との関係を改善する事は北朝鮮をめぐる戦略的な観点からも死活的に重要だ。日本は米国の強硬路線と中韓の柔軟路線を仲介し、4国の統一政策を促すことにより、北朝鮮への影響力を高めるベきだ。中韓との関係が改善しない限り、日本外交の機動性、柔軟性は著しく阻害される」。
'05.5.25.朝日新聞、ジョジワシントン大ケンキュウセンターマイク・モチズキ所長


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