散歩道<377>
台風23号・新潟中越地震(1)
1、 今年は、10個(4,6,10,11,15,16,18,21,22,23)の台風が日本に上陸した。23号では、高知県(防潮堤崩壊)、岡山県〔裏山斜面崩壊)、兵庫県(4〜5日浸水した水が引かない町や)、京都府(バスの屋根に37人の乗客が救いを求めている*1)報道などである。大きな人的な被害(死者76人、行方不明14名)を出すことになった。これだけ発展した国の中でこんなに被害が起こる事が信じられない。
これらの原因についての専門家からの説明を聞く(TV/新聞で)機会が最近は残念ながら毎日ある。(私も後かたずけの手伝いの為、この地域に行った)。@以前は水の流れの通り道であった。そこが整備され、その上に住宅が建てられていた。 A川幅を広くする工事が行われていなかった。 B堤防の補強工事がなされていなかった。 C住民に連絡不十分な状態で一気にダムの水をぬいた〔被害を受けた住民の話)、等の原因があるらしい。
2、 新潟中越地震('04.10.23)について新幹線の初めての事故の報道(フランス・台湾トップ級の報道・アサヒ新聞)、(専門家の話でも、想像を越える震度で、又、地震が直下型のものであった為、新幹線を止める装置が作動しなかった)。集落の孤立化(新潟県長岡市、小千谷市、十日町市、山古志村)、ライフラインの麻痺など想像を越えたものとなっている。家屋の全壊、半壊、道路の損壊、橋脚の被害などかならの時間がかかりそうである。(地震によるショック死も12名発生した)。工場・物流に打撃、企業長期化を懸念という記事も出ている(朝日)、電柱が倒れたため携帯電話がかからない地域もあるらしい。道路や線路を作る時には土砂の流れを、そこに到達する前に(土砂を)せき止める様には作ってはいるが、計測以上のものが起こった場合にはそれの対応は今は出来ていない。
関連記事:<78>秋田沖地震散歩道、<79>地上43階の地震経験、<195>公共工事、地震に耐える住宅を海外に、<249>研究開発・防災研究・産学連携、<302>江戸時代の地震、<347>先人達の教え・今に活かそう,
備考:*1この報道はその後、何度もされた、迫りくる洪水の中で孤立したバスの上に高齢者が37人、膝上まで水はきたが、お互いにロープで縛ばり、歌を歌い、励まし、救済隊が着てくれることを信じ、互いに励ましあって、次の日全員助かったということである。修正・2009年11月6日