散歩道<368>
稲盛和夫様講演会・中国の将来の幹部に向け
先日('04.9.22)日文研で、稲盛和夫様の「21世紀の日中の友好と経済発展」講演会を聞く機会があった。この話は中国の人民大会堂でされた、相手は中国の将来の幹部でリーダーの方ばかりの席での話である。実に解りやすい話であった。(800人以上の人が聞いた)。21世紀は中国の発展が東アジア文明に大きく影響を及ぼす事が予想される。(1924年)中国の孫文(そんぶん)が神戸市の講演会で日本は「覇道の道でなく、王道の道を歩みなさい」という話をなされたが、日本はその方向には進まなかった。その後、日中戦争、太平洋戦争の道を歩み、敗戦、瓦礫の中から経済復興を目指し、戦後の経済成長をなしたが、その後バブル社会を迎えた。今もその後遺症に悔やまされている。今、中国で問題になっているような、都市と農村の格差の問題、賄賂の問題、公害の問題等、日本も経済復興の過程で、経験することになった。今後、環境破壊、経済格差の問題、為替レートの問題も懸念材料です、これから中国が成長されていく上で、自分さえよければいいと、いった考え方でなく、利他の心を持つことが社会の共通の理念として必要です。日本の同じ徹を踏まないように、中国には是非そうあって欲しいのです。中国の呂新吾(ろしんご)さんが言っているように、リーダに成る人は@深く考える。A勇気をもつ。B聡明である、又、人格が備わっていることが必要です。正義と公平を尊ぶ土壌等を作って欲しいのです。(今から80年前に神戸で、日本人に言われた)孫文のその話「覇道の道でなく、王道の道を歩んで欲しい」を中国のリーダーの方にお伝えしたいと思います。
その後、稲盛和夫様の”生き方”の本を買って読んだが、(実に解りやすい具体例が解説された本であった)。この講演で、この本の中で書かれた内容が話にも出てきていた、教えられる個所が数多くあるように思う。
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当日は梅原猛様、次の日山折哲雄様の講演会もあったがそれは次の機会に報告します。