散歩道<3430>
                  対談 作家・大江健三郎さん&NHKアナウサー渡邊あゆみさん(3)          (1)〜(3)続く          自分流に纏めた

 評論家・加藤周一*1(1919-2008)さん、仏文学者・渡辺一夫(1901-75)、2人は戦争中でも、教室で、今の戦争は間違っていると恐らくフランス語?で、話されていたのを記憶している。
 加藤さんは、9条の会の発起人でもある。時代を見つめる目を持っておられた。加藤周一さんは、戦争中の雰囲気が又、戻ってくるのではないかといっておられたが、憂鬱なのだったと思う。
 知識人の役割は、戦争に反対する。やってはいけないことには反対する。正しくないことには、違うと、声を出して発表しないといけないと言われ続けた。人間としての言葉を、はっきり生涯、書こうとされていたのだと思う。
 英文学者・エドワード・サイードはいまは、和解しようとしない人はいるが、パレスチナ、イスラエルが新しい人
(和解できる)になって欲しいというのが彼の希望であった。
 サイードはイスラム教徒、キリスト教を和解さすことが自分の役割と考えていた。パレスチナ人、イスラエル人は今、膠着状態ではあるが、彼は楽観的であった。人間がやったことだから解決できるだろう。要は、意思の力の行動としてやるので、人間はできるはずであると信じていた。
フランス語で*2 as an act of will )
 新しい人が作る、純文学
(新しい古典文学も含む)には、希望がある。ハムレットやドンキホーテ*3等、新しい人が作りだすものであるからだ。


'10.3.18.NHKハイ・ビジョン対談・大江健三郎さん&NHKアナウサー渡邊あゆみさん
関連記事:散歩道:大江健三郎さん<152>、<349>、<1776>、<1927>、<検>*1名前・加藤周一、<104>フランス語*2 C'est avec du viex qu'on fait du neuf 温故知新<464>-110*3ドンキホーテ