散歩道<3327>
社説・ジャパン・アズ・NO.3. (2) (1)〜(3)続く
挑戦者魂わすれないで
○ ○
・・・日本社会も「ナンバー3」ですか。
「社会構造で順位をつけるつもりはないが、55年体制はかっては適切で、30〜40年間は非常にうまくいった。政治家は高度成長という方向性を打ち出して重工業の拡大に力を入れ、官庁は外国から知識を得て政策に生かした。農業など競争できない分野は援助し、成長のための道路建設などにも力を入れていた」
「しかし2000年以降は、その取り組も適切でなくなった。世界の変化と共にサービス産業に力を入れる必要があったが、日本ではサービス産業の保護を続け、自由に競争できる産業をつくらなかった。自民党は55年体制と密接な関係があり、自分で直すことは難しかった
・・・どう変えるべきですか。
「日本は生活水準も高く住みやすい国だし、長生きで人々の健康状態もすばらしい。でも、日本の民主党はまだ、10〜20年先の経済基盤をどうつくるかを十分に考えておらず心配だ。世の中が変わるなか、より適切な経済構造をつくり上げなければ、それには政策の専門家がたくさん必要で、研究所も足りない。労働者が減少するなかで、産業を守るためにもっと移民を受け入れる必要もある」
'10.1.13.朝日新聞・米ハーバード大名誉教授・*1エズラ・ボーゲル氏
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