散歩道<3245>
               今回旅行した・ロンドン(オックスフォード地区・コッツウォルズ)についての感想(6)

 ロンドンでは大英博物館*1の古代エジプト、メソポタミア、ギリシャ、ローマの展示を見る。巨大な神殿を守る大きな石像は、顔は人間で下部が動物の形をした彫刻、ギリシャ・アクロポリス美術館で見たパルテノン神殿の屋根の廂(ひさし)を支えていた彫刻も見ることが出来た。また、多くの水や食物を蓄える容器や、食器類や陶器、武器類、装飾品、漆喰やモザイク模様、祭時に使われた金細工の用具、女性の化粧品、船の模型や色々な形をした数多くのミイラが展示されているのには驚いた。これらの像は何らかの宗教的な意味を持ち、今日まで民衆から大切に保存されたのであろう。これらの一部が日本で美術展・博物館展として展示されたのを私も見たのだと思う
 

 
オックスフォード駅は、どちらかいうと田舎の町にある。伝説によると街の起源は13世紀、教会が出来たのが最初だそうだから驚く、そこは大学の敷地内と思わせるように450分ほど掛けて校内の中を通り抜けた。勉強のみに集中できるように、学校関係以外のものは何もない感じで作られた街のようだ。
 コッツウォルズの小さな家の集落、自然を本当に大切にしていることがよく分かる、というよりも自然に溶け込んでいるという表現の方が正しいようだ。小川の水の美しさには驚いた、水が澄み、生息している水草が実に美しかった。(毎日水を入れ替えている、金魚鉢の中のようだという方が近い)
 ここからロンドンへ向かう畑や草原がどこまでもはるかに続く様子を
(バスの)右に左にVTRを撮り続けた。この大自然の平野の広さ、のどかさが自然の恵みをイギリス人に与えるのであろう。所々にヒツジや牛の放牧が見られる、この情景を見る限りイギリスは農業国ということになる。ここを開拓したのは当時の貴族だそうで、労働者はアフリカから連れてきた奴隷の黒人で、無給で働かせ莫大な金を稼ぎ、その資金で、ロンドンに出て銀行や、証券市場や大会社の設立等をするまでに成ったらしい。(現在では考えられない話であるとは、ガイドの話)


日本も民主党が政権を取って以降、イギリスの二大政党制や、社会保障制度を調査に来られる議員の報道もよくある。イギリスで開かれる世界的な金融危機の問題や地球温暖化に関係する国際会議が開かれることをよく聞く。最近特に国としても脚光をあびているように思う
関連記事:散歩道<268>*1大英帝国博物館展、