散歩道<2680>
百済から見た日本古代・「国のかたち」そっくり(2) 1、律令制度・2、飛鳥寺とにた寺、複数、 (1)〜(2)続く
2、飛鳥寺とにた寺、複数、
朝鮮半島の古代国家・百済の王興寺と日本の最古の寺院・飛鳥寺の伽藍(がらん)の配置に類似点がみっかった。王興寺同様に百済の古都・扶余で発掘が進む定林寺と陵山里寺という二つの寺院で、金堂の東西に長い建物があったことが判明した。共に従来は、塔や金堂が一直線に並ぶ「四天王寺式」とみられていたが、これで王興寺と似た構造だと分かった。
王興寺だけが特別な構造なのではなく、百済には四天王寺式とは違う独自の伽藍配置があったのです。陵山里寺は講堂の両脇にも建物が付くなど細部は異なるが、「百済式」という呼び名が使われ始めている。
日本に仏教を勧め、建築や造仏の技術者を派遣し、さらに飛鳥寺のために仏舎利を届けてきた百済王家と、いずれも深い関係にあった寺だ。
子細に見ると、飛鳥寺は「百済式」とはやや異なる。飛鳥寺は金堂3棟が塔を囲む配置。だが、飛鳥寺と王興寺では、寺の中心ともいえる仏舎利を納めた塔の心礎の構造や、その周辺を飾った宝飾品まで似ている。
備考:538年百済から仏教伝わる。
備考:588年飛鳥寺建立、593年四天王寺建立、
備考:律令時代:広義には7世紀半から10世紀までの間、狭義には奈良時代と一致する時代。
![]()