散歩道<2611>
                         演奏会 宮中雅楽演奏会鑑賞
     (今日('08.10.26.)の雅楽演奏会には、抽選で挑戦して選ばれた人がここに集まってこられたようである。右は雅楽演奏会場・休憩中)

雅楽とは奈良から平安時代に、唐や高麗から日本に入っていた舞や歌等を、形成されたものだ。辞書では品のいい音楽ということになっている。
(1)
管弦(かんげん)(唐楽の器楽合奏のこと)。
管楽器
1、龍笛(りゅうてき)、2、高麗笛(こまふえ)、3、神楽笛(かぐらふえ)、4、篳篥(ひちりき)、5、笙(しょう))、弦楽器(6、筝(そう)、7、和琴(わごん)、8、琵琶(びわ))打楽器(9、鉦鼓(しょうこ)、10、太鼓、11、鞨鼓(かっこ)、12、三ノ鼓(さんのつづみ)、13、しゃく拍子)、
 前半は雅楽の演奏:なんとも聞きなれていない流暢な音の響きである、優雅な音楽の中に、琵琶の奏者の弦が切れないかと思うほどの力強く撥を奏でられている(男ぽい響きが)印象的であった
 
”唐楽”では、4、4、1、の管楽器と8、6、の弦楽器、11、10、9、の打楽器を演奏、

(2)
舞楽(ぶがく):国風歌舞と、大陸系の「舞楽」は左方の舞(中国系)と、右方の舞(朝鮮系)がある。
1、
国風歌舞”神楽”(かぐら)、”東遊(あずまあそび)、”大和歌”(やまとうた)、”久米舞(くめまい)。・・・・・・・日本で作られた舞である
    ”国風歌舞”は歌の伴奏に、和楽器と外来楽器を併せ用いる。
2、中国、中央アジア、インドから遣唐使などにより入ったもの”唐楽”、朝鮮の高麗から入ったもの”高麗楽”がある。
   左舞は、赤色の系統の装束を用い、
弦楽器は用いず、4と1、の旋律に合わせて舞う。向かって左から舞台に上る。
  右舞は、緑色の系統の装束を用い、
5は通常用いず弦楽器は全く用いず、12と10のリズムに合わせて舞う。向かって右から舞台に上る。
 後半の舞楽は面をかぶった様子がなんとも独特の雰囲気を醸し出している。表情が見えないだけに、じっと動物を思わせる面で見つめられると 、落ち着かないものだ。ゆっくりした動きは、一つの音楽の時間が実に長く感じられる。
他の音楽では味わえないものである。

(3)歌謡(@国風歌(くにぶりのうた)、A催馬楽(さいばら)とB朗詠(ろうえい)  (1)、(2)、(3)、これらが宮中で大切に現代まで伝えられてきたものである。

備考:今日は高円宮妃殿下が、娘さんの女王殿下とこの雅楽を見られに来られた。観客は、大きな拍手で迎え、またお送りした。

備考:雅楽の文化的価値:この雅楽はいずれも千数百年の伝統を有し、世界の最も古い音楽文化財として宮内庁式部職学部の楽師が演奏する雅楽は国の重要無形文化財に指定され、楽師の全員が重要無形文化財保持者に指定されておられるそうだ。