散歩道<2550>
                       社説・9.11テロから7年・新しい連帯を作り出そう(3)             (1)〜(3)続く

日本も合意をさぐれ 

 日本は対米協力に腐心してきた。小泉政権がイラクに自衛隊を派遣したのはその象徴だ。おかげでブッシュ政権との関係は良好だったが、テロを押さえ込むための国際社会の取り組みにはどのようにかかわっていくべきか、方向性を定めきれないまま、ここまできてしまった。
 インド洋での給油支援活動の継続をめぐって、自民党「テロとの戦いから日本だけが抜けていいのか」と言い、民主党は「憲法違反」と真っ向から反対する。
 給油支援の是非は、何よりアフガン安定の視点から吟味されなければならない。軍事的な制約の下で、日本には他にできることはないのか。世界共通の課題について、日本国内の「コモングラウウンド」を築く責任が両党にはあるはずだ。
 ブッシュ大統領の8年間がまもなく終わる。失われた世界の連帯を回復するために、米国の新指導者の責任はとてつもなく重い。同時に、新しい日本の指導者はそれをどう受け止め、支えるべきなのか。そこが問われる選挙の季節が始まった。


'08.9.10.朝日新聞

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備考:'01.9.11. 2機目の飛行機がビルに突っ込み、勤務中に亡くなった人の日本人の父が、今年アフガニスタンを訪問し、アメリカの飛行機による誤爆により父を亡くした現地の子供が、反米の気持ちを強く持っている子供に数多くあったという報告をNHKの報道でなされているのを聞いた。
備考:'01.8. 戦争を請負う会社が世界にはあるらしい、この会社が起こした事故の責任は、どの国が取るのかという話が出ていた。