散歩道<2421>
面白い話(188)・目安をつける・わりかん
かたえくぼ:原油高:時価と表示します・・・・・・・・・・・・・・・ガソリンスタンド(後兔夜須)
山東京伝式(さんとうきょうでん)お金の払い方「わりかん」
江戸後期の戯作者・山東京伝は、狂言師・浮世絵師としても有名な遊び人だったが、それに似合わず、お金勘定においては、非常に合理的な考え方をする人だったらしい。洒落本禁止令が出るまでは、洒落本の第一人者として見入りもかなりよかったはずなのに、宴会など開いても、かならず頭数で均等に割って勘定を払った。この「京伝勘定」は、明治以降も軍隊や学校などで盛んに行われたが、京伝の名が忘れられるにつれ、割前勘定だけが残って「わりかん」と呼ばれるようになった。どうせなら京伝先生、持てる者、持てない者を計算に入れた、もっと合理的な”加重割勘”でも広めておいてくればよかったものを。樋口清之さん
徳川吉宗のデータバンク「目安(めやす)をつける」
徳川八代将軍吉宗(よしむね)は、名高い「享保(きょうほう)の改革」で幕藩体制の立て直しをはかったが、その政策の一つに目安箱の設置がある。施政について広く大衆の意見をきくため、評定所(裁判所)の門前に、現在の投書箱にあたる目安箱を設けた。民意のアンケート調査をしたわけだが、吉宗はこの投書を一つの手がかりに、政治方針を打ち出したといわれる。つまり、この投書で、政治の「目安をつけ」たのだ、目安という言葉、古くは、訴訟を意味したというが、歴史上にクローズアップされたのは、このときである。ところで、酒好きだったといわれるこの将軍、「目安をつけ」てから、軽く一杯やったのかもしれない。樋口清之さん