散歩道<2351>

                          面白い話(186)・シワ寄せブロマイド

かたえくぼ:女子大名で初の共学:卒業証書にはかならず性別を明記します・・・・・・・・・・中京女子大(太公望)

                         織物つくりのテクニック「シワ寄せ」 

 縮緬
(ちりめん)、お召(めし)、縮(ちじ)みというと、和服には欠かせない織物だが、これらには、共通した製作工程がある。織物は、ご存知のように、タテ糸とヨコ糸を組み合わせて織られるが、縮緬などはタテ糸には撚(よ)りのない平生糸を用いるが、ヨコ糸には右撚りと左撚りにねじった強撚(ねん)糸を2本ずつ交互に織り込む。この糸には、糸糊がつけられているが、織りあがったあと、精錬によって糸糊を落とすと、撚りがもどって、布面に縮緬特有の皺(しほ)があらわれる。この過程が「皺(しほ)寄せ」である。皺は、ご存知のようにふつう「しわ」と読む。もちろん、こうした織物の「しわ寄せ」の結果は、伝統美にあふれた美しさをかもしだすことになる。樋口清之さん

                           引き伸ばすとボロが出る?「ブロマイド」

 昨日まではタダの女の子が、今日はスターというのが芸能界。人気のほどはプロマイドの売行きにたちまち反映するそうで、今は、いわゆる”カワイコチャン”スターが上位を独占しているとか。このスターの肖像写真、ふつうは臭化銀ゼラチンと呼ばれるシルバー・ブロマイドを印画紙に焼き付けてつくられる。発明者は、イギリスのモーズレー・という男で、ブロマイド印画紙は、感度が良好で、引き伸ばし用にたいへん便利だという。それが、スターの小型写真を指すようになったのは、引き伸ばすとたちまちボロが出るという意味かもしれない。スターも小つぶになったといわれるが、ファンは大型スターの登場を待望している。樋口清之さん