散歩道<234>

                   1、役者・いい話・拍手がほしい
2、日本人はけち3、女の・男の趣味

1、ミヤコ蝶々様の晩年の大阪中座での初日、招待された観客の皆が芝居に手をたたくなり、笑うなりの反応を示しなかった為、公演が終ったあと、役者としては実にやり難い場所であったと、説教を30分ほど頂いた経験がある。芸人は皆の拍手で励みが出るもので、ここをこのように言えば受けたとか、言葉を変えようとかジョークを、ここで入れようとかを、その反響で判断し、考えながら演じているのです。観客の皆様はこのような場所での役者に対するそれが礼儀であり、思いやりと思います。営業を営んでいる皆様であれば、それが相手のお客様が何をすれば喜ばれるか、それをしてあげることがお客に対する礼儀ではないでしょうか、私は60年この道をやっていますが,多くの役者も何も金だけが目的で舞台に立たないのです。皆様の拍手が欲しいのですという話であった。ここで言われたお話は今も残っている。
(この文章は、次の塩野様の文書を書いていて思い出しました)

2、観客が歌い手とか役者を育てる。町の人がおしゃれの人を意識する称賛の眼差しで見る。周囲がそれを評価して感心したり、素敵だねといってくれたりする、そういう刺激が欠けている才能に対して称賛が、すごく日本人はけちである。
(塩野様の文書


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3、男の趣味とは年齢を超えて生かすものを見出し、生かすところから生まれる。塩野様の文書
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