散歩道<1957>

                         世相(29)・なぜ切れる大人たち

 '07.9.3.NHKTVクローズドアップ現代で”切れる大人”の問題が取り上げられている。"切れる"という言葉は若者に使われてはいたが、大人に使われることは無かったと記憶している。年齢相応の年の取り方をしてないことに原因があると思う、日本の社会の現状をあらわしている問題だと思う。今までの日本社会とは違う現状に、多くの老若の人が対応できなくなっているのではないか。昔は注意してくれる先輩や親がいた、今はそのような人がいなくなった。一つの大きな問題に格差の問題がある、若者を中心にやりきれないこの現状に不満が爆発してきたのではないかと思われる。又、高齢者も平均年齢が伸びた結果、会社をやめても元気で、自分で年寄りと自覚するまでには達していない、しかし毎日の生活はどのように生きていったらいいか分からない、その不満と、苛立ちである。どうも若者も高齢者も、今の自分の存在感に自信が持てないのではないかと思う。又、尊敬できると考えている人が今、見つからないし、優秀だと思った人(女性であったり)が、個人の生活と社会的な(公的な)生活がごっちゃになっていたりし、本来自分で支払わなければいけないカネを会社の金で使ってみたりし、それは自分が立場上偉くなったために受け取れる権利だと、勘違いしていたりする。(何故なら個人的な資産は有り余る金持ちだのに、ということだ、どうもこれは育った環境によるのではないか)。この人はそんなことはしないであろうと、考えていた人だったりするので余計にがっかりする。

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備考:この解説者に古今亭小朝さん、明治大学教授・斉藤孝氏が出ていた。