散歩道<193>

面白い話(13)-3・成功をくり返さぬ!1.2.3.4.5.
三重大学医学部創立50周年記念講演会における司馬遼太郎さんの「生と死」の講演風景
1、失敗に学ぶことなら誰でもする。成功をくり返さぬ心がけこそ飛躍の基盤である。
散歩道の<269>に福原義春様の関連記事はあります。
備考:司馬さんによれば、日露戦争で勝った戦略を日本軍は第2次大戦時も取り続けたという。世の中の進歩を戦略の中に入れることはなかったという。ある兵士の証言では、武器も日露戦争当時のものが配られていたという話をTVで聞いた記憶があるし、書にもそのことが書かれたものは多くある。2012年7月7日
2、第2次世界大戦の時もアメリカ軍と我が国を比較すると大量物流とこの規格化の差が勝敗を決めたのではないかと思います。本当の所はよく解りませんが日本軍では自分の足に合わせて靴が作られたのではなく、自分の足を配られた靴に合わせるという無茶な話を聞いた記憶があります。(これは笑えない悲しい話です<191>規格化とダブっている)
3、理屈や建前で押してくるのが一般にヨーロッパなのだが、ドイツなんか1日に何回も聞く言葉が原則と秩序と能率。美容院に行ってもこれを使ってくる。
4、作戦計画を作成するために必要なものは優秀な幕僚だが、優秀な幕僚とは、決断を下す能力。臨機応変の才能。自分の案以外の代案を受けつける度量。の3つの資質を備えたものでないといけない。(司馬遼太郎)
5、青春の美しさは自分の精神の未熟さ色々の感情のアンバランス、性的欲望の暴走、自己顕示欲の極端な強さ、そういったものに対する恥じらいを持つところ、それを抑圧する意志と理性を確立しようと努力し苦しむところにある。(五木寛之)