散歩道<1888>

                            川村美術館所蔵・巨匠と出会う名画展

 ウイークだということもあり、観客はほぼ一杯でゆっくり見て回るのには丁度良い。宗教的な展示品がない、抽象画やポップやアート、彫刻など、
有名な画家のきれいな作品が展示され、丁寧に解説されていた。時代も幅があり、地域を代表する多くの人の作品であるというので解説を聞くに限る。時代背景や、抽象絵画は分からないけれど、どうしてこのような形や色で表現されたのだと聞いたり、考えるのも面白い。ピカソの絵やジョルジュ・ブラックの絵の前では、何が描かれているのかを解説しているが、分かったような、分からないような気持ちで観客が首を振り振り考えているのを見るのも面白い。カンディスキーには今の時代にこそ受け入れられるのではと思った。ポップ・アートとフランク・ステラにはまさに今日のアートを先導しているものを感じられる。本を読みながら、会場で感じたメモを思い出しながら、当時の時代の背景や価値観を表現しようとしたこと、したくて出来なかったことなど、画家のことを考えるのも面白い。19〜20世紀では、若くしてなくなった人が多いことに気付く、40〜50年前に未来を予想し描かれた、抽象画、ポップやアートが現在から見ても全く新しく見える不思議さを感じることが出来る。


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備考:この展示会は、島根会場:'07.10.19-12.16・愛知会場:'07.12.29-'08.1.22.でも実施されるようだ。