散歩道<1842>
フイラデルフィア美術館展・印象派と20世紀の美術
'07.7.18.ウイークデーではあったが若い人から、高齢者まで多くの観客で一杯である。ヨーロッパの19世紀から、20世紀初頭を代表する画家が収集され何枚かが集められて展示されている、アメリカの美術館らしくどちらかいうと明るい感じのする絵が多いことである。ここに飾られている77点絵画や彫刻は、初めてのものが殆どだが、絵画そのものを、どこかの展示会か本で見た記憶があるものなど、この美術館を代表して飾られた素晴しい絵に感動した。気が付いてみると、一番の印象は宗教的な絵が1枚も展示されていないこと、新しい時代を感じさせる当時の、又今見ても前衛的な絵画が展示されているこである。イヤホーンによる説明を聞きながら、そこに生きた一人画家として、生前から有名であった人、逆に評価されなかった人、病的な状況であり、被写体の前には直接立てず、窓越しに想像して描かれた人、職人のように、その被写体にこだわり続け何回もその背景を変え、モデルにはじっと動かない状態を要求し続けた人など、その説明に人間らしいものを感じた。説明にも興味をもったものは、一瞬の風を絵に描きとめているもの、逆に時間の流れをそこにとじこめて描かかれたもの、光りを画面に映し出そうとしている絵など、ルノアールや、ピカソ、モネ、セザンヌ、ロダンなどの作品が印象に残る。この美樹館は1876年、アメリカの独立100周年を記念して作られた美術館で、アメリカ初の世界万国博も開催され、日本の多くの工芸品も展示されたそうである。
関連記事:散歩道<検索>絵画展・解説、
備考:東京美術館で'07.10.10〜12.24.展示されるそうです。
