散歩道<1746>

                    ざっくばらん(2)穀物高騰で貧困層打撃           (1)〜(2)
                  ブラウンさん、バイオ燃料は「救う世主」ですか?

低所得者にしわ寄せが行くということですか。
 「食料とエネルギーの境界線がなくなり、石油価格が穀物価格を左右するようになった。8億人の車所有者と20億人の貧困層が同じ食料をめぐって争う構造だ。このまま食料価格が上れば政治不安がおき、世界の経済発展にも影響が出るだろう。

バイオ燃料を使うべきでないなら、代わりにどうすればいいのですか。
 穀物を原料とするものは、あまり使わないほうがいい。日本の穀物輸入量は世界一だ。さらにバイオ燃料をつかえば、穀物価格の上昇に拍車をかける。日本はハイブリット車や太陽光発電の開発のリーダー役なのだから、効した自然エネルギーの導入に力を入れるべきだ。

温暖化は来月の主要国首脳会議(G8サミット)の主要テーマですが、足並みがそろいません。

 「(温室効果ガス排出削減の数値目標を求める)欧州の説得に米国が応じるかどうか分からない。ただ、温暖化に対する米国民の関心は非常に高まっている。米国では400以上の市や州が京都議定書に準じた目標を自ら立て、該当の白熱灯をLED(発光ダイオード)にしたり、公用車をハイブリット車に買い替えたりしている。こうした『草の根活動』が政府を突き上げる力になる。来年の大統領選では、温暖化に関心のない候補は選ばれないだろう。

07.6.朝日新聞・レスター・ブラウンさん

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'07.5.10.朝日新聞によると、ジュース、マヨネーズ値上げ、今後食肉やビールも値上がりする可能性があるという、日本の農水省では規格外小麦や非食用米、環境省は草や木、廃材などを使う計画で、「食料高騰の原因にはならない」としている。