散歩道<167>
中国市場・健康と安全
上海の朝は霧で視界が大変悪く、安全運転が特に必要である。
1、NHKのクロズアップ現代で、中国市場の話が取上げられていた。解説者として「イトーヨーカ堂」の鈴木社長が出られていた。食品市場(主に生鮮食料品)への中国の進出はすさましい、(中国国内で企業同士が切磋琢磨している状況が発表されていた)。今まで中国製品について商品は良くないという判断が我々日本企業にもあったのは事実、(あまりいい物が出来るという言う印象を持っていなかったが)、今はこの考えは変えなくてはいけない。安くていい商品が今、市場に出廻ってきている。流通、衛生面、管理等の技術指導で出来た店へ、多くの中国人が便利さや綺麗さを求めて客が集中するようになった。今の中国人のキャッチフレーズは健康と安全だそうです。この状況を受け生産者は検査機構に十分な注意を払おうとしているのである。
関連情報:散歩道<125>、<1973>サラ・ボンジュルニさんの書いた「メード・イン・チャイナの1年間」、<検索>中国、近隣外交
2、これもNHKのクロズアップ現代で取上げられたテーマであるが、日本の多くの企業が今中国に関心を寄せている。問題は中国の賃金が日本に比べて非常に安いのである。日本が進出している企業に働いている中国の若い労働者の賃金は(時給40円?であるので)日本の10分の1以下ということになる。(若いために12時間の労働は当り前で、その給与の中から親に仕送りをしているというのである)。その会社で働く為、距離にして千km程の地方からも歩いたり、ヒッチハイクをして何日もかけてここにたどりつくらしい(そのような若者もいるという話である)。
日本の大学生や若者との一番の違いは、自分が何をするために働くかの目的がはっきりしていることである。ここで実習を受けた日本の大学生の一行はそこで働いている若い女子工員の情熱に圧倒されたという印象であった。解説されていた教授(一橋大・教授・米倉誠一郎さん)の話では、今の日本の大学生の目的は、自分が何をやりたいかを見つけるのが大学での学生の目的だそうです。その差を指摘されていたのが印象深かった。
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