散歩道<1603>

                         時流自論・いま若い人たちへ(1)               (1)〜(4)続く

 若い人たちへ。今、この国には、いびつなところが従来よりもいっそう目立ってきているよです。様々な社会流域や組織が、それぞれ閉ざされた中で最大限の効率を追求しているために、生身の人間にとってとても息苦しく、何のためかもわからずに駆り立てられることが、そこらじゅうでおきています。例えば仕事の世界では、責任が重く複雑な仕事をいきなりになわされ、その役目を果たそうと必死で働いた結果、疲れきって心身を壊し、やめざるをえなくなったケースがたくさん報告されています。逆に、何時までも単純な繰り返しの作業を与えられ、給料も低いままで、将来の展望を全く持てないような職場も数多くあります。
 

'07.3.26.朝日新聞・東京大学助教授・本田 由紀さま

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