散歩道<1437>
ウエッブが変える・アマゾン・G・メール(3) (1)〜(3)続く
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検索サービスで世界首位を快走するグーグル。今夏、無料の電子メールサービス「Gメールを日本でも始めた。パソコンにメールを保存するのではなく、グーグルにあるコンピューターにメールが蓄積され閲覧ソフトで呼び出して読む。「一生分のメールが保存できる」とさえいわれる巨大な記憶容量をもち、メール形式で必要な情報を保存すれば「情報倉庫」として役立つ。大量のメールを扱うほど魅力が増す。Gメール側では、機械がメールの本文を分析する。利用者がメールを読むとき、内容に関連した広告が画面に表示される。それが、グーグルの収益に結びつく。メールが蓄積され、巨大になればなるほど、精密な広告の道具となっていく。グーグルは「機械を使っているので、人がメールを読むことはない」と説明する。それでも森さんは「何気なく交わす対話が、グーグルにとってはお金を産む。そこに不気味さを感じる」。社会学者の鈴木謙介さんは「情報を差し出すのも利用しているのも、実は私たちだ」と指摘する。ネット利用者はいつの間にか、自分の趣味や志向,感性に結びつくデータをネットの向こうに送り続けている。
◇◇ネットの向こうに出現した巨大なサイト。サービスが魅力的だからこそ利用者も増える。社会に跳ね返る影響を追う。
'06.11.26.朝日新聞
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