散歩道<1305b>

                              NHK大林宣彦監督の最後の講演

 アメリカのテレビ番組であったタイトル”最後の講演”であった最後の講演を日本ではNHKで、大林宣彦監督さんがされた、多くの学生の前での講義である、終って、学生の質問に答えられるという構成になっていた。監督の話では、
 監督は映画全盛期の日本映画界で名を成した多くの大監督
(黒沢明、溝口健二、小津安二郎、市川崑等)から色々な事(技術的なこと、自然や演じる場所の間取りや背景の在り方、演じる出演者に対する配慮や要求等を教えられた)、各監督には優しさ、厳しさ、人柄の差はあったが、映画に取り組み姿勢の厳しさや意気込みはどの監督からも共通に感じられた。
 自分がある監督に、何の目的で映画を、作られているのですかと質問したことがあります。その答えは、世界の人々が幸せで、世界が平和になるために作っていると言われた。ジャーナリズムはすぐ忘れ去られる、その為には映画には継続して作る必要があります。映画には存続が必要なのです。それがメイク・フィソロフィ(哲学・哲理)なのです。
 講義が終わり、監督は映画を、何の為に作っているのですかという皆からの質問に答えて、この考え(上記記述)には私も全く同感であります。私も世界の人々が見てくれて、平和が来るためそれが役立てばいいと願っています。映画には未来をつくる力があります、若い皆様にはそれを期待しているという事を伝えたかったのです、と。
<検>文化、<検>氏名

NHK・最後の講演・大林監督の話