散歩道<1298>
面白い話(136)面白い話・大集合(511)・1920・パンタロン・ボイコット
かたえくぼ:まともに歩けない:昔 スカートを踏まれ 今 革靴が大きすぎて(愁ちゃん)
呑気なお父さんの愛用ズボン「パンタロン」
日本のドタバタ喜劇の典型的キャラクターといえば、ステテコに腹巻き、鼻メガネの呑気(のんき)な父さん型人物を思い浮かべる人が多いだろうが、15世紀のイタリアにも、この呑気な父さん型人気キャラクターがいた。その名はパンタレオーネ、眼鏡をかけ、スリッパを履き、細いズボンを身にまとったやせぎすの老人である。このズボンが人気を呼んで、やがて「パンタレオーネ」と呼ぶズボンが流行り始めた。今の「パンタロン」も「パンツ」も、ここからでたものだが、一時女性服飾界を風靡(び)した感のある「パンタロン」、いまや男子専科にも復活して、中年の”父さん”族にまで及ぼうとしている。やはり、歴史は繰り返す。?樋口清之様
アイルランドの土地管理人「ボイコット」
1920 19世紀後半のアイルランドは、イギリス政府の圧制に苦しんでいた。農民の窮乏は激しく、思い悩んでアメリカへ移民する人も多かった。そのころ、アイルランドのメーヨ県で、貴族の土地管理を任されていたのが、退役軍人あがりのイギリス人ボイコット氏。この男、職務権限をタテに、さんざん小作人からしぼりあげた。はじめは辛抱していた小作人たちも、1880年、[がまんもこれまで」と対抗手段に出、ボイコット氏といっさいの取引、交際を絶つ同盟を作った。その後アイルランドは、三次にわたる反英・土地戦争に突入するが、このボイコット氏、当時の「イギリス・ボイコット」の生贄(いけにえ)にされたともいえよう。樋口清之様