散歩道<118>
水の文化(2)、1、水についての捉え方、2.曲水の宴、3、南極の水、4、現在を代表する文化
1、平安朝当時の和歌では「水は恒久のもの」不変といった捉え方が多いようだ。花鳥に対して、山と同じく大自然といった捉え方が普通のようだ。
2、水に関しては清流とか滝の音といった風流なのものとして考えられていた様だ。杯を上流から下流に流しその間に和歌を作る曲水の宴等がある。滝の流れる音を聞くと、心が洗われたり落ち着いたりするように捉えられたものが多い。今でも一流のホテルでは、滝の音を聞けば心落ち着くだろうと、全室から音を聞くことが出来る目的で工事を10億円かけて作られた話を聞いた(ホノルル・ヒルトン・ハワイビレッジ)。
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3、南極の氷がウイスキーの水割に合うといったのが、水が売れるという話を聞いた恐らく最初ではないかと思う。確かに外国(アメリカやヨーロッパ)では水が最初からレストランで出てくることはない。日本のレストランでは水はただで最初に出てくると、外人が驚いているという話を聞いた記憶がある。車を洗う水も飲む水も同じだと感心していたのを思いだす。その後全国の有名な山(立山・上高地 ・志賀高原・アルプス等)や川(六甲・四万十川等)の水が飲料水として市場に出て売られるようになった。自然のものに価格がついたことに意味がある。
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4、上記のように水が売れるのも現在を代表する文化かも知れない。南極の氷からその後、全国の有名な山、川の水が飲料水として大量に各種売られるように市場に出たと思う。最近は健康飲料水として、水の成分にコレステロールや高血圧を下げたり利尿効果があったり、無機質が体にいいと宣伝されるようになり、大きな市場を形成することになったと思われる。
5、14.11.8.日経新聞「ゼミナール」には「20世紀の戦争は石油が原因だったが、21世紀は水が原因で国際紛争が起こるだろう」と報告されている。「水の一滴は血の一滴」と中東では言われるそうだ。
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