散歩道<1052>
人はなぜ花を愛でるのか?講演会(2) (1)〜(2)続く
4、日本だけが花見する歴史がある。それも宮廷文化として、1200年前から続いている。
5、天皇と民衆との関係では、年賀式などに天皇から与えられた、桜、藤等が利用され、愛られ、重要視された。冠制度、色で飾りに区別された、人の序列としてでてきた。仁徳天皇の頃は色についての判断基準の価値観があった。当時の人が手にはいらなかった色が重視された*1。しかし、 平安時代は十二単(じゅにひとえ)の色は良く用いられたが、アクセサリーとしては発達しなかった。
6、万葉集*2にはホトトギスが数多く歌われているが、ウグイスはは歌われていない、前者には中国からの知識で古きを懐かしむという意味があるが、後者を和歌に詠むことは知識がないと思われることを恐れたのではないか。又、ちょうちょは*3、ほとんど歌に読まれていない。いみ嫌われているような意味があったのではないか。又バイブルにもちょうちょはでてこない。
7、アメリカでは、(原色が好き)まんじゅしゃげは庭園に飾られているが、日本では家では飾られない。アメリカは1980年代より鉢植え文化が出てきた。花を送るということは、生と死という意味もある。死を思うようになったとき、人間のイマジネーシヨンは膨らむ。
8、室町時代より:陶磁器や石をプレゼントするようになってきた。
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